2017/09/08(金)
更新日:2022/12/09
カーポートの柱高、これでホントに大丈夫かしら…?
柱の高さは選び方を間違えると、大惨事…!!
設置後に後悔しないためにも、カーポート設置をお考えの方はぜひご覧になってくださいませ!
傾斜地とカーポート
…さて本題です。
駐車スペースには、雨水を流すために多少の傾斜がつくことがほとんどですが、例えばこういう現場。
▲手前と奥でブロックの高さが違うのがわかるでしょうか。
ご覧の通り、この現場は傾斜地になっているようです。
傾斜地とカーポート
カーポートは基本的に柱が長くなる方(手前側)を基準として、水平になるように施工しますので、地面が上がっている奥側は、必然的に屋根の高さが低くなります。
要するに、駐車場の傾斜を無視して、カーポートの柱高を選ぶと車とカーポートの屋根がギリギリになるということ。
例えば、車の高さが1.7m程だったとしましょう。カーポートはそれより大きめの柱2mタイプを購入して設置しました。
(実際はもっと余裕を取りますが、今回はあくまで例なのでご容赦ください)
…ところが!!
実際設置してみると、2mなのは車庫の手前側だけで、奥側は10〜20cmほど(現地の勾配によって変わります)屋根が低くなってしまうんです
↓イメージ図です(柱高2mのカーポートを購入した場合)
柱が高くなる方に長さを揃えるので、右側2m、左側1.8mとなります。
柱の高さが2mほしかったのに、予定より左側は0.2m足りなくなってしまいました…
これで 高さ1.7mの車、駐車するのめっちゃ不安です…( ;∀;)
お車の車高とギリギリサイズだと、せっかくのカーポートの下に駐車できない……なんてことになりかねませんので、柱は余裕をもってお選びください!
※現地調査の際にも必ず確認致します!
※現地調査の際にも必ず確認致します!
*ちなみに
屋根と地面が平行になるようにカーポートを付ければ、柱高は同じになるのでは?
とご質問いただくことがありますが、
▲イメージ図▲
カーポートの構造上、柱と屋根を垂直にしないと、屋根の部品が固定できなくなってしまいますので、柱と屋根を垂直に出来なくなる「地面と平行に」する施工は、責任が持てませんのでお承り出来かねます。
逆に、柱と屋根を垂直にして、柱を傾けて施工することもお承りできかねます。
▲イメージ図▲
安心安全のためにも、柱高には余裕を持ってお選びくださいませ
お悩みの方は、担当者が現地へお伺いさせて頂き、ご要望に合わせてご提案させて頂くことも可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせ下さいませ